【香水・ボディケア】サンタ・マリア・ノベッラの「王妃の水」

【香水・ボディケア】サンタ・マリア・ノベッラの「王妃の水」

昔々、フランスに嫁いだ王妃が愛用していた香水がありました。

「みずみずしい」という言葉がぴったりな柑橘系の香りで、ラストノートまで品良く体を覆ってくれます。香水やボディケア用品をリリースしているサンタ・マリア・ノヴェッラの「王妃の水」と呼ばれるオーデコロンです。

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局

サンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)の歴史はとても古く、「世界最古の薬局*」とも言われています。現在でも昔からの調合で製造しており、植物由来独特の香りがあります。

 

1216年 ローマ教皇ホノリウス3世によって、ドミニコ会が認可される。

→ドミニコ会は1206年に聖ドミニコによって立てられた、カトリックである彼の考えに賛同した人たちの集まり。「清貧」と「神学の研究」、そして「救済」を掲げ、ドミニコ会の修道院内にはハーブが植えられ、看病のための病室がありました。

1221年 サンタ・マリア・フラ・レ・ヴィニェ(Santa Maria Fra Le Vigne)修道院で製薬活動がスタート。

1381年 現存する最古の処方、ローズウォーターが販売される。

1542年 独立した元帳(帳簿)が作られる。

1612年 正式にSanta Maria Novella薬局として認可される。

アックア・デッラ・レジーナ(Acqua della regina)

 

これが現在「サンタ・マリア・ノヴェッラ」として発売されている香り。
Acqua della reginaは、16世紀カテリーナ・デ・メディチがフランスに嫁いだ際に調合されたものだそうです。

この香水こそが「王妃の香り」。
以前使用していましたが、やんごとなき方々の儚き人生のようにあっという間に香りが飛びます。朝にシュッとして、午後1番にシュッとして、夕方デート前にシュッとしてもくどくなりません。
おそらく植物由来の成分のみで作られているため、持続性が限られるのではないでしょうか。

しかし私はこの香水を使用するようになってから、多くの香水の匂いがダメになってしまいました。刺激が強すぎて不愉快に感じてしまうようになったためです。
動物性の香料は確かに長く香りますが、鼻にツンとくる香りはもう身につけなくていいな、と思っています。

店頭価格は¥17,280です(2018年12月時点)。
製品価格の詳細はこちらをご確認ください。

トバッコトスカーノ(abacco Toscana)

これはまだ購入したことのないコロンなのですが、何度か店頭で試してうっとりしたバニラと葉巻の香りです。公式ホームページの商品説明には以下のようにあります。

オリエンタルなウッディノートのブーケで、フローラルなトップノートが、トスカーナタバコが強く香るスパイシーなミドルノートに溶け合い、ラストノートのスモーキーなバニラの香りと絶妙なハーモニーを生んでいます。(参照

以前店員さんが、「冬の寒空の下でも温もりを感じる香りですよね」とお話されていて、非常に的を得た詩的な表現だと思いました。

ロンドンのどこか。会員制のサロンの中で、茶色のツイード生地のスーツを着た一人の男性がゆっくりとくつろいでいます。彼は暖炉のそばにある革張りのチェアに深く腰掛け、サイドテーブルの灰皿の上の葉巻を弄びながら、古ぼけた本を読むのに夢中になっています。

という妄想が始まります。この香りの特徴、伝わったでしょうか。

ポプリ

 

私が世界で一番好きな香りです。
そしておそらく、ほぼ全てのノヴェラー(勝手に名付けたノヴェッラファンの人々の呼び名)が中毒になっているのではないでしょうか。なぜだかわかりませんが、この香りには中毒性があるのです。

ポプリとは様々な草花や植物の実、樹脂を調合したもので、私は小さな袋に詰め替えて持ち歩いたり、小さな器に入れて部屋で芳香剤として使っています。なんとも形容しがたい香りなのですが、強いていうなら木の香りが強いでしょうか。

とにかく不思議な香りなので最初は顔をしかめながら匂いを嗅ぐのですが、しばらくするとなぜかやみつきになって「一日中このオイルまみれの草の中に顔を突っ込んでいたい..!!!」という激情に襲われるのです。
一体何を調合しているのでしょう、サンタ・マリア・ノヴェッラさん。

このポプリ中毒者は私以外にも確実に存在しています。最初にポプリをプレゼントしてくれた友人もそうですが、久しぶりに会った別の友人からこの香りがしたときは、開口一番「ノヴェッラつけてるでしょ?!」と発してしまいお互い目を丸くした思い出があります。

私は今この香りのオーデコロンを愛用しています。「王妃の水」よりは香りが持続しますが、それでも半日に一度ずつは付け直したいです。

プレゼントにもおすすめ

 

私がサンタ・マリア・ノヴェッラを知ったきっかけは、友人からプレゼントされたポプリでした。

香りの好みは人によって大きく変わるため、贈り物として選ぶのは少々リスキーです。しかし、植物由来の香りで癒しを追求したサンタ・マリア・ノヴェッラの商品は多くの人に受け入れられる、というか「拒絶されない」香りだと思います。

石鹸やキャンドル、ハンドクリームなどの取り扱いもあり、そちらは贈り物にも向いているかなと思います。価格も¥3000〜程度です。

 

少々高価なブランドであることは確かです。しかしノヴェッラさんの香りと製品はそれに見合うだけの癒しを毎日与えてくれるものです。最初に友人がプレゼントしてくれてから、すでに5年近く愛用しております。

より多くの人をノヴェラーへと導くため、私は布教活動を続けていきます。

ウェブサイト:
サンタ・マリア・ノヴェッラ
Officina Profumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella Firenze (日本語)
→こちらはイタリアにある本店のウェブサイトです。
日本での直営店展開や製品販売は(株)ヤマノ&アソシエイツが行なっています。
Instagram:https://www.instagram.com/santamarianovella1612/?hl=ja


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