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【映画】『モダン・トラッドの英国紳士 ポール・スミス』

デザイナーPaul Smithのドキュメンタリー

『モダン・トラッドの英国紳士 ポールスミス』は、Amazon primeで見つけた(Huluでも配信されています)お気に入りのドキュメンタリーの一つ。

ファッションデザイナー・ポールスミスの人物像とビジネススタイルについてうまくまとめられた作品となっています。

Paul Smithと言う人

「ディテールの先駆者」と評価される彼が、どのような仕事をしているのか。彼のインスピレーションや、モチベーションはどこから湧いてくるのか。一体どんな暮らしをしているのか。

このドキュメンタリーはロンドン、パリ、東京で撮影され、それぞれの街を歩き回り、仕事をし、人々と交流するポールの姿を追っています。
作品中盤で、彼は自分自身をこう説明します。

「自分を作り上げている様々な要素がある。イギリス、ダンディズム、60年代、父の影響。その集大成が私だ。」

"...This is such a cocktail of Englishness, dandyism, the 60s, my dad.
I'm being a Brit.”

紳士たちが袖を通すサヴィルローのオーダーメイドのスーツ。”Swinging London”と言われた60年代のカルチャー。写真が好きだった父親との思い出、などなど、この作品の見所はポール・スミス自身がたくさん語ってくれるところにあります。
ナレーターの語りと共に進んでいくことが多いドキュメンタリー作品の中でも、『モダン・トラッドの英国紳士』はアクティブなポールが撮影クルーを先導してくれます。

茶目っ気のある英国紳士、サー・ポール・スミス

ポールは今年御年73歳ですが、相変わらず世界中を飛び回っているようです。
ブランドPaul Smith とは別にポール個人のインスタアカウントがあり、そちらをのぞくとギリシャにいたり韓国にいたりとってもお元気。

個人アカウントの写真には#takenbyPaulのハッシュタグが付いています。
ポール自身が撮った写真という意味で、どの写真もポール翁のユーモアとセンスが溢れています。
ファッションデザイナーのドキュメンタリーをいくつか見ましたが、ポールはバランス感覚の優れたビジネスマンだと思っています。
優れたデザインチームを抱え、世界中に構える店舗をマネジメントし、そして彼自身がポール・スミスの広告塔となっている。職人気質のデザイナーというよりは、マルチに動ける(そちらを好む)商人気質のようです。
このドキュメンタリーを通してわかるのは、お洒落で茶目っ気溢れる彼のキャラクター。着こなしにもそれが現れていて、ジャケットから覗くチーフや、スリムパンツから見える靴下、スーツに合わせる小物の外し方が本当に上級者です。

可愛いジェントルマンが楽しく働く姿を見ると、明日のやる気が出てくるのです。

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